養豚産業、雄臭および雄臭コントロールの為のできる現在の方法について、これらの内容は大変複雑です。この用語解説は、これらの項目を理解していただくためのものです。

アンドロステノン 性成熟期に達すると産生される精巣ステロイド。

遺伝子組み換え成分(GMO) 一般的に、組み換えDNAテクノロジーとして知られる遺伝子操作技術を使って、遺伝子変換を施された有機体。

雄豚 非去勢(すなわち睾丸を有する)雄豚。

去勢(外科的;免疫学的) 生殖器または生殖ホルモンの除去のことで、それにより動物は繁殖不能となる。この用語は正しくは雌雄両方の動物について意味するが、通常は雄についてのみ使われる。

去勢豚 外科的去勢を受けた雄豚。

経産母豚少なくとも一回の出産を経験した雌豚。

外科的去勢(去勢の項も参照のこと) 雄の動物における精巣除去による不妊術。

GnRF(性腺刺激ホルモン放出因子) 雄豚において、最終的に精巣機能をコントロールする一連の生理現象を刺激する、視床下部(脳の一部)から放出される化合物。GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)としても知られる。

スカトール 豚の腸で生成されるトリプトファンの誘導体で、糞便のような悪臭の原因。アンドロステノンと合わせて、豚の雄臭の原因となる主要物質のひとつである。

屠殺場 豚を処理して、食用肉また他製品を生産する施設。

肉の品質 一般的に、柔らかさ、しっとり感や風味が食用肉の許容度を決めるもっとも重要な性状である。

豚の雄臭 非去勢雄豚由来の豚肉にみられる鼻をつくような不快な臭気と味覚で、主として2物質-アンドロステノン(精巣ステロイド)とスカトール(腸における微生物によるトリプトファンの分解産物)が体脂肪へ蓄積することが原因である。

未経産豚 出産経験のない雌豚。

免疫化 ある製剤を投与して免疫反応を誘導すること。

免疫学的去勢 動物の免疫系を活性化して、ホルモンの作用を抑制し、雄臭コントロール等の外科的去勢と同様な生理学的および行動的影響を一時的にもたらす方法。

免疫学的製剤 免疫反応を誘導する製剤。

免疫系 感染やある種の異物に対して体を防護する役割を担う複雑なシステム。

ワクチン 抗原を含む製剤で、ワクチン中の抗原に対する免疫を獲得するために動物に投与される。


 

参考文献
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